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2013/12/20 ボルトと桐生 (Vol.2)

(水上 wrote)

・・・昨日の続き

対談の後半2人は、今春桐生が10.01を出した時の映像を見ました。

そしてボルトは、競技後半部分での桐生のフォームの乱れを指摘しました。

実はこのフォームの乱れの話は、当初から多くの陸上関係者が指摘しているので、僕は 「ボルトも同じ事言ってる」 程度に感じたんですが、その後でボルトが語った内容に唸ってしまいました。

「ラストの部分で、桐生はトップ・スピードで走っている自分のスピードを、さらに上げようともがきながら走っているように見えるが、それは間違っている。トップ・スピード自体は、いくら頑張ってもそれ以上早くはならない。なので、一旦トップ・スピードになったら、最後までそのスピードで走り切ることを考えないといけない。」

全く正確ではないかも知れませんが、ボルトはこんな事を語ったんです。

目から鱗でした。

ボルトの走りを見ていると、後半グングン加速しているように見えますよね。他の選手との差がどんどん開くので、あたかもボルトが加速してるように思い込んでいましたが、実はそうではなく、他の選手が失速してるってことになるんです。

僕は、トップアスリートの場合はスタート時が一番遅くてゴール時が一番早いんだと思い込んでいましたが、実はスピードがピークに達した後はその速度以上では走れていない、むしろゴール時は遅くなっているんです。

ボルトの場合、もちろんトップ・スピード自体も早いんでしょうが、ある意味持久力がありリラックスして後半を走れるんでしょう。だから、前のオリンピックの時みたいに、最後に横向きになっても案外スピードは落ちてないのかも知れませんね。

で、この話を自分に置き換えたんです。

僕は、大きな業績を上げている人に憧れ、少しでも追いつこうとして、闇雲に自分のトップ・スピードを上げる事ばかりを考え続けてきたんじゃないだろうか ?

トップ・スピードで走り続けられる時間というものを全く考慮せず、短期的にあれこれ無理をして、逆にすぐ失速してるんじゃないだろうか ?

100メートル競争って、単なる短距離だと思っていました。世界一駆けっこの速い人を選ぶ競技だと。でも、100メートルはただの短距離競技にあらずでした。

短距離の奥深さを知りました。
人生について教えられました。
そして、ますますボルトファンになりました。


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