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リタイヤメントプラン.2  「平均寿命が伸びること」

元旦の日経新聞1面に、 「平均寿命が伸びる日本」 という表現に対しての、2つの見方が紹介されていました。

・世界がうらやむ長生き社会
・社会保障負担にあえぐ高齢化社会

皆さんは、どっちを想像しますか?

急速に進む高齢化を 「悪いこと」 のように表現しているケースを、最近よく目にするようになりました。しかし、人が長生きになることは、良いことに決まってます。人々が病気を克服し、健康で長生きできるケースが増えたことのどこに悪い部分がありますか? 昔から、皆が不老長寿を望んで、実際一歩ずつその通りになっている今の日本は、実は理想郷へ近づいているんだと思います。

なのに日本人自らが、もしかしたら長生きは悪いのかもしれない・・・なんて思っているように感じませんか。真面目で自虐的な日本人の国民性だと言わざるを得ません。

では、今何が問題なのか?

まず、20年以上も前から予測できた今日の年金問題を、ずーっと棚上げにしてきた国の施策や対応に問題があります。これは、昨今言われている少子化などは全く関係無く、予測可能だったものが表面に出てきているだけの話で、すべて国の責任です。

ただ、国の責任はイコール国民の責任です。その責めは、全ての国民が負わなければなりません。今後、順次制度が改められると思います。つまり、年金の支給年齢が上がり、支給額が下がるという制度改革です。これは今も行われていますが、さらに劇的に進むと思われます。

次に老人医療費の問題です。これはイコール保険制度の問題なので、保険料収入と保険金支出をイコールにすれば解決します。方法としては、個々人の保険料を上げることと、医療費自体を下げることしかありません。

2つとも、実に分かりやすい話です。
つまり、皆でちょっとずつ負担を増やせば解決できる話なんです。

しかし、ただ負担を増やすのでは面白くないと感じますよね。そこで、言い方を変えさせていただきます。

「我々に課せられた命題は、いつまでも働き続けるモデルを確立することである。」

健康で長生きの次にもう一つ言葉が必要だと思いませんか。健康で、長生きで、仕事がある。つまり、世の中で必要とされている状態で年を重ねるのです。幸い?、少子化で若年層の働き手が手薄になっていくのですから、高齢者が仕事を続けるには好都合です。

あの昭和を生きてきた人たちが、闇雲に長い老後を、現役世代にオンブされた年金を使って、後ろめたく生き長らえることを、良しとするはずがありません。もちろん今年50才になる僕も、年金を貰いたいとも貰えるとも思っていません。

早晩、この流れは顕著になるでしょう。日本人の70代は、皆何がしか仕事をしているという時代が来るでしょう。もしかして、80代も半分ぐらいは働いているような国になるかもしれません。

そうなった時、日本は真に世界に誇れる国になり、日本人もプライドを取り戻せると思います。そんな意味で、あえてリタイヤメントプランにはリタイヤしないという選択肢を加えていただきたいと思います。そのためにいかに働き続けるかを早くから考え始めて欲しいと思います。

もちろん、仕事をしなければ食べていけないというような、惨めな老後にならないためのお手伝いは、FPとしてさせていただきます。

豊かな老後には、ある程度のお金と、ある程度の時間と、自分が必要とされる仕事が必要です。

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