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リスクと保険.5 「飲酒運転と自動車保険」

警察庁は、本年6月1日から道路交通法施行令を改正施行し、飲酒運転の罰則をより強化、厳罰主義 (参照) で臨むこととしました。これにより、飲酒運転でのひき逃げでは「欠格期間」が10年に延長され、また他の違反においても、今までよりさらに厳しい処罰を受けることになりました。

3年前九州で家族5人の乗る乗用車に飲酒運転車が追突し乗用車が海に転落、3人の子どもが死亡するという大変痛ましい事故が発生しました。皆様の記憶にもハッキリ残っていると思いますが、この事故をきっかけに飲酒運転撲滅への世論が高まり、色々な法律が整備され、飲酒運転自体は減少傾向にはありますが、依然根絶にはほど遠い現状です。

自動車を運転する者として、当然守らなければならない基本ルールですので、私達も根絶へ向けて草の根的に声を上げていきたいと思っております。

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さて、これだけ厳しい処罰が下るのですから、飲酒運転での事故の場合、当然自動車保険の補償は出ない・・・とお考えの方も多いと思います。

しかし、それは半分正解で、半分間違いです。

自動車保険の補償は、その中身で大きく3つに分類されます。
1.他人の身体や物に対して損害賠償をする部分
  対人賠償保険・対物賠償保険
2.その車に搭乗している人のケガに対する補償で、ケガ人自身がもらえる部分
  搭乗者傷害保険・人身傷害保険
3.自身の車両の損害に対する補償部分
  車両保険

この3つの中で、1に対しては支払いされ、2・3に対しては支払いされない、というのがこの場合の正解です。これは、被害者救済という考え方に基づいており、迷惑を被った被害者には支払われるが、理不尽な行為をした本人に対しては、その利益に繋がるモノは一切支払わないということで、当然の考え方だと思います。

もちろん、この事が飲酒運転を助長させることになっては意味がありません。あくまでも厳罰化をした上でのセーフティーネット的な位置付けだとお考え下さい。

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管理者 水上大哉
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