リスクと保険.10 動物との事故

田舎ではイノシシやクマ、都会でも乱暴サルの話題があったように、近年動物が人里に近づいての被害というのが社会問題になってきています。昨今の異常気象や森林開発によるエサ不足が主な原因なのでしょうが、我々人間の方に責任の一旦があるとは言え、当事者にとっては自分だけが何故? と言いたくなるような、困った問題であろうと思います。

さて、動物が人に近づけば、当然増えてくるのがその動物との自動車事故でありまして、「動物がぶつかってきて自動車が破損した」 という内容の事故案件を最近よく耳にするようになりました。

さて、こんなケースの場合自動車保険の 「車両保険」 は支払われるのでしょうか?
2つの種類 「一般車両保険」 と 「車対車+A特約車両保険」 で考えてみましょう。

保険会社の見解では 「動物は物である」 が根底にあります。よってオールリスク型である 「一般」 では当然支払い対象になりますが、 「車対車+A特約」 形態の車両保険では補償は受けられないことになります。

ただしここで 「車対車」 部分では無理だけれども 「A特約」 では支払われるのではないか? という新たな疑問が起こります。

A特約とは、盗難をはじめ洪水・高波・火事等のどちらかというと自分に否のない事故の時に支払われるという特約です。他に物体の落下・飛来という補償範囲もあり、飛び石によるガラス被害事故の時も支払いされるので、動物がぶつかってきた場合はそれが当てはまるのではないか、という疑問です。

私の調査した範囲では、走っているイノシシがぶつかってきた場合は対象外、ガケから落ちてきた (飛び降りてきた) 場合は対象という、保険会社の回答でした。

では、鳥は当然対象だとして、ジャンプした鹿は? 木から落ちたサルは? 滑空中のムササビは? モモンガは? 虫だけどモスラは?・・・なんて嫌味な質問をしたくなります。

ここまで来ると回答に窮する担当者が多く、「実際の事故事案を詳しくお聞きして・・・」 という感じになりましたが、実際その通りで、約款に照らし合わせ個々の事案ごとに検討することになります。

ちょっと話がそれましたね。ただ今回は、「一般車両保険」 と 「車対車+A特約 (エコノミーという会社もあります) 車両保険」 の中身の違いを知っていただくための一例として書かせていただきました。加入時のご参考になれば幸いです。

なお詳細は、ご自身のご加入中の保険会社・代理店にご確認下さい。

                       CFP(R) 水上大哉

リスクと保険.9 保険金の 「年金型支払い」 に朗報

既に各方面で報道されていますのでご存じの方も多いと思いますが、死亡保険金を年金支払いの形で長期間に渡って受け取る場合に、

現状では

「相続段階で相続税」
「毎年の年金受給部分には所得税」

の2つの税が掛かっているのですが、これが二重課税にあたるとの判決が出て、過去に遡って是正されることが決定しました。

この決定に基づいて、過去一定期間に関しては取りすぎた税の還付、今後に関しては適正な徴収が行われる事になるそうですが、還付対象の方のみならず、このところでニーズの増えている 「死亡保険金を年金支払いにする形」 の保険加入者にも朗報であると言えます。

ところで、死亡保険金を年金受け取りすることを前提とした保険 (「収入保障」「家族生活保障」 等々会社によって商品名は色々です) に加入するとか、支払い時に一時金ではなくあえて年金としての受け取りを選択するという考え方の根底には、次のような部分があると思います。

・一時的に大きなお金を受け取ることにも、生活を崩すリスクがあると考える。
・残された家族の日々の生活維持を大前提に考える。

これらは、一家の大黒柱を失うことに対する切実な考え方であり、賢明な選択肢だと思われます。今回の税制変更は、保険の根幹に関わるものであり、大変喜ばしいことだと思っています。

なお、ご加入中の保険と今回の措置の関係や、近々ご加入を計画されている保険で、この年金支払い型を選択した場合どうなるか等々に関しましては、加入保険会社もしくは販売員、販売代理店にご確認されると良いでしょう。

『自動車保険』 安くするなら車両購入時がチャンス

僕が所属する福井県保険代理業協同組合の青年部で、メールマガジンを始めました (ただし、現状は県内の他組合メンバー向けですが)。今後、一般向けも始めたいと思っていますが、いち早くミズブロ読者にご提供です。

記念すべき第1回目の担当は、組合の専務理事佐竹武夫さんです。ぜひ、お読み下さい。

以下本文

★★保険代理業組合青年部 「デリバリ隊」 コラム NO.1 ★★

『自動車保険』 安くするなら車両購入時がチャンス

自動車保険の保険料って結構高いと感じている方が多いと思いますが安く出来るかもしれない方法をご紹介します。

ご家族で2台以上お車をお持ちの方はそれぞれの割引等級を確認することで全体の保険料を安くする事にトライしてみましょう。

チャンスはお車の購入時だけ。

現在の自動車保険制度では、すでにお持ちのお車同士の保険契約を単純に入れ替えることは出来ませんが、お車の買い換え時や新たに増車する時などには、ご家族の中で保険契約を入れ替えることが出来ます。

お車の購入をお考えの際は、まずご担当の代理店さんにご相談下さい。どの組み合わせが有利なのか、代理店さんを交えて相談することで、保険への理解も深まり同時に全体のコストをおさえる可能性も出てきます。

3月、4月は免許をとったお子さまが新たにお車を取得したり、お車の入れ替えをする事が多い季節です。

絶好のチャンスを逃さないで下さい!

今回の担当は・・・
  螢ぅ船侫 代表取締役 佐竹 武夫
        URL http://www.1-fuku.com
        e:mail info@1-fuku.com
            日本代協認定保険代理士
            ファイナンシャルプランナー (AFP)

*この文章は、正しい保険の普及を目指したものであり、保険の販売を目的としたものではありません。

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    保険代理業組合青年部デリバリ隊からのお知らせ

 デリ講師!派遣します!
 
 皆様の集まりに我々を呼んでください!
 保険に関するセミナーをやらせていただきます。
 費用対効果を考えた保険のコストダウンから我が家の保険の
見直しまで、保険に関わる丸得情報をお話しさせていただきます。
      
 デリ講師のお問合せ先
  >> 福井県保険代理業協同組合 筺0776-57-0135
                e-mail info@fiac.jp

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リスクと保険.8 お勤め先を利用しましょう

先日、40代男性のお客様から生命保険の分析を依頼されました。

当初は、保険証券だけをご持参されてのご依頼だったのですが、大手企業にお勤めの方だったので、まず勤務先の福利厚生制度を確認していただくことと、団体加入出来る保険制度の資料を入手していただくことの2点をお願いし、資料が揃った段階でご加入証券と共に分析を行いました。

結果、既契約生命保険の積立部分(終身保険部分)を残し、定期保険特約と医療特約部分は、会社の団体定期保険や所得補償保険、共済制度等を利用したプランへの掛け替えをご提案しました。

実行すれば約30%程度の掛金を削減出来ることが判明し、大変ご満足いただける成果となったわけですが、「こんな事なら、もっと早く相談すれば良かった」 というお言葉を残してお帰りになりました。

このケースでもお分かりのように、勤続20年以上の方でもしっかり理解出来ていないのが、お勤めの会社の福利厚生や団体保険の制度です。毎年一定の時期にパンフレットと申込書が一斉配布されるのですが、よく読みもせずそのままポイになっている方が多いのではと思われます。

そもそも会社が勝手にやってくれている福利厚生制度には興味が無く、団体加入出来る生命保険制度は分かりにくい上に、保険=しつこい営業的なイメージが強く、保険と書いてある書類を見た瞬間に拒絶反応の起こる方も多いのでしょう。結果、折角の素晴らしい提案が無駄になっているケースが多発するわけです。

そこでお役に立てるのが、ファイナンシャル・プランナーです。会社で配布された資料などを持ち込んで、じっくり説明を聞いてみてはいかがでしょう。生命保険自体への理解も深まるので、価値ある行動だと思います。

ただ、注意点もあります。

お勤め先で団体加入する保険は、社員として働いている間しか加入出来ない制度のモノが多いので、転職をお考えの方や生涯保障として保険を検討している場合は、どのように利用するかをしっかり検討する必要があります。

ライフプランを考え、保障額を算出し、個人で加入する保険と勤め先の団体で加入するモノのバランスを考え、数年ごとにリバランスしていくようにすれば、保険を考えることも楽しくなりますし、お勤めの会社への愛着心も沸いてくるように思います。

なお、団体加入制度は、2月から5月頃がご案内のピークになります。お家へ持ち帰ってしっかり読むこと、分からないことを総務課等で確認すること、そしてそして、ファイナンシャル・プランナーに相談することも加えていただけると、我々FPにとっては嬉しい限りです。

弊社へのお問い合わせは 

フリーダイヤル 0120−21−5329
メールは mizublo@ho-net.com へどうぞ

金融・資産運用.2 「西郷札」 に学ぶ

JALが法的に経営再建を目指すこととなり、あの京セラの稲盛和夫さんがCEOに就任されるというニュースが流れました。

そんな中JAL株は、2日連続のストップ安のあと本日は6円〜10円の間を目まぐるしく動き、10億株以上の売買出来高となっています。まさに短期の値幅取り、マネーゲーム状態だと言わざるを得ません。

この様な相場をみると、僕は松本清張の書いた 「西郷札」 という短編を思い出します。

題名の西郷札とは、西郷隆盛が西南戦争時の資金調達のために自ら発行した藩札で、西郷はこれを利用して九州地方の資産家や商人から、強引にお金集めたをしたと言われています。そして、西南戦争に負けた後はその西郷札は無価値になり、混乱を避けるために明治政府が回収したという話です。

この 「西郷札」 、小説としても面白いのですが、投資を考える上でも興味深い内容で、 「相場」 というものの本質的な部分が書かれているように感じます。一読をお奨めします。

さて、話はJALに戻りますが、会社として今後どのように再建されていくのかは、発表を待つしかありませんが、JAL株に関しては、明日以降も鉄火場のような相場が繰り広げられ、そこで大もうけする人、大損する人が出てくるのでしょう。

もちろん、FPの立場としては、この様な鉄火場状態での株式投資は、まさに丁半博打をしているようなものなので、とてもお奨め出来るものではありません。

しかし、JZL株が今後どのような動きをするか、何故そんな動きをするのか等について、注目し自分の頭でじっくり考えてみる事は、株式投資の判断の勉強をする上では、非常に役に立つことではないかと思っています。

相場は相場に聞け

相場とは、不可思議なものです。ただ、不可思議なものだから判らないものだからを言い訳に、一か八かで行動することを投資とは言いません。自分の頭で考え、色々な情報を収集し、自分のスタイルを確立していっていただきたいと思います。

もちろん 「成長性の期待出来る分野への長期・分散投資」 が王道であることは、言うまでもありませんが。

リタイヤメントプラン.2  「平均寿命が伸びること」

元旦の日経新聞1面に、 「平均寿命が伸びる日本」 という表現に対しての、2つの見方が紹介されていました。

・世界がうらやむ長生き社会
・社会保障負担にあえぐ高齢化社会

皆さんは、どっちを想像しますか?

急速に進む高齢化を 「悪いこと」 のように表現しているケースを、最近よく目にするようになりました。しかし、人が長生きになることは、良いことに決まってます。人々が病気を克服し、健康で長生きできるケースが増えたことのどこに悪い部分がありますか? 昔から、皆が不老長寿を望んで、実際一歩ずつその通りになっている今の日本は、実は理想郷へ近づいているんだと思います。

なのに日本人自らが、もしかしたら長生きは悪いのかもしれない・・・なんて思っているように感じませんか。真面目で自虐的な日本人の国民性だと言わざるを得ません。

では、今何が問題なのか?

まず、20年以上も前から予測できた今日の年金問題を、ずーっと棚上げにしてきた国の施策や対応に問題があります。これは、昨今言われている少子化などは全く関係無く、予測可能だったものが表面に出てきているだけの話で、すべて国の責任です。

ただ、国の責任はイコール国民の責任です。その責めは、全ての国民が負わなければなりません。今後、順次制度が改められると思います。つまり、年金の支給年齢が上がり、支給額が下がるという制度改革です。これは今も行われていますが、さらに劇的に進むと思われます。

次に老人医療費の問題です。これはイコール保険制度の問題なので、保険料収入と保険金支出をイコールにすれば解決します。方法としては、個々人の保険料を上げることと、医療費自体を下げることしかありません。

2つとも、実に分かりやすい話です。
つまり、皆でちょっとずつ負担を増やせば解決できる話なんです。

しかし、ただ負担を増やすのでは面白くないと感じますよね。そこで、言い方を変えさせていただきます。

「我々に課せられた命題は、いつまでも働き続けるモデルを確立することである。」

健康で長生きの次にもう一つ言葉が必要だと思いませんか。健康で、長生きで、仕事がある。つまり、世の中で必要とされている状態で年を重ねるのです。幸い?、少子化で若年層の働き手が手薄になっていくのですから、高齢者が仕事を続けるには好都合です。

あの昭和を生きてきた人たちが、闇雲に長い老後を、現役世代にオンブされた年金を使って、後ろめたく生き長らえることを、良しとするはずがありません。もちろん今年50才になる僕も、年金を貰いたいとも貰えるとも思っていません。

早晩、この流れは顕著になるでしょう。日本人の70代は、皆何がしか仕事をしているという時代が来るでしょう。もしかして、80代も半分ぐらいは働いているような国になるかもしれません。

そうなった時、日本は真に世界に誇れる国になり、日本人もプライドを取り戻せると思います。そんな意味で、あえてリタイヤメントプランにはリタイヤしないという選択肢を加えていただきたいと思います。そのためにいかに働き続けるかを早くから考え始めて欲しいと思います。

もちろん、仕事をしなければ食べていけないというような、惨めな老後にならないためのお手伝いは、FPとしてさせていただきます。

豊かな老後には、ある程度のお金と、ある程度の時間と、自分が必要とされる仕事が必要です。

金融・資産運用.1 保証人制度

今回は、「他人の借金の保証人」 をするという行為を、ファイナンシャルプランナー的に紐解いてみたいと思います。

皆さんは 「ハイリスク・ハイリターン、ローリスク・ローリターン」 という言葉をお聞きになったことがありますか? これは金融・資産運用関係では常識と言われる大原則で、言い換えれば 「大きく儲けたかったら大きな損が出ることも覚悟しましょう、大きな損が嫌だったらそこそこの儲けで我慢しましょう」 というような意味になります。

さて、前述の借金の保証人ですが、これも金融という一つの括りの中に組み込まれた制度なので、この大法則に当てはめて考えてみましょう。

保証人には、もし保証をしてあげた人がその借金を返せなくなった場合、肩代わりをする義務が発生します。普通に考えて、お金が潤沢にある人は元々借金などしない訳ですから、借金したい人の保証をすることは、当然大変なリスクと言わざるを得ません。つまりハイリスクなのです。

ということは、この保証をする行為に対しては見返りとして大きなリターンがなければ、金融の大原則からしておかしいことになります。では、保証人のハイリターンとは一体何なのでしょうか?

保証人になる人は、通常は借りる人に見返りを要求することもないでしょうし、金融機関側から保証した分の報酬 (保証料) をもらえることもありません。唯一のリターンは、円滑な人間関係が維持出来ることだけなんです。

断ることで、あの人との仲が悪くなりそうだ・・・だから、保証しよう・・・
ハイリスク・ローリターン (ノーリターンかも) 何か変だと思うんです。

やや一方的な論調になってしまいましたね。ただ、冷静に考えれば、借金という枠組み全体の中では、この保証人制度のリスクリターンの関係は成り立っているのでしょう。

つまり、保証人を付けることで、借りる側としては信用がアップし借り入れ金利が下がる。貸す側も取り立てる方法が増えてリスクを減らすことが出来る。一方、保証人はハイリスクのまま何ももらえない。貸す側借りる側のハイリターン、保証人のハイリスクという構図です。

以上述べましたように、FPから考えて、保証人制度には根本的な欠陥があるように思います。もちろん、会社の社長が、自分の会社の借金に対して連帯保証するというような場合は、リスクとリターンが明確になっているので当然有って良いと思いますが、他人の保証をする場合は、リターンが何なのか、場合によっては見合うだけのリターンを求めなければ、なってはいけないと思います。

さらに言及しますと、人口構成などの理由から、経済の潜在成長率が低い今の日本において、中小企業の資金調達がこの保証人制度に軸足を置いている限り、勢いのある起業が起こりにくいのも当然のような気がしてなりません。夢ある真面目なベンチャーに大きな冒険をさせるようなリスクテイカーの出現を望みます。

リスクと保険.7 緊急! 火災保険が変わります!!

既にご存じの方もおられるでしょうが、来年1月1日から火災保険の内容が各社改定になります。最も変わるのが 「構造級別」 つまり保険料を計算するための基礎となる 「損害確率」 の判定基準が変わるという点です。

この結果として、現在ご加入中の火災保険の保険料が上がるのか下がるのかは、ケースバイケースなので断言は出来ません。ただ、保険が新しくなる時は、補償内容をしっかり見直すチャンスです。

最近は、保険の満期更改時期が早くなっており、1月始期の契約は12月中に契約手続きをされる方が多いと思います。師走で慌ただしいのでと言わず、今回はじっくりと時間を取って、ご担当の代理店さんと例年以上にしっかり打ち合わせをしてご契約されることをお勧めいたします。

リスクと保険.6 保険は使うもの

トイレの前を通ると、中から水の流れる音がしています。誰も使った形跡がないのに変だなと思いドアを開け中に入ると、トイレの奥の方から確かに水の流れる音がしています。そのトイレは、用をたして立ち上がると自動的に水が流れるシステムのもので、見たところ水を溜めるタンクも水洗用のレバーも見当たりません。

何処かで水漏れしているかもしれない・・・。
原因が分からないまま、焦って業者さんを呼び出し確認してもらったところ・・・。

そのトイレには、奥の囲ったスペース内に水を溜めるタンクと物入れがあり、そのタンクに付いている水洗用レバーが、物入れの中に突き出ている状態になっていました。そして、そのレバーが水洗動作のために自動で動いた拍子に、詰め込まれたトイレットペーパーに引っ掛かって元に戻らない状態になり、水が流れっ放しになっていたことが判明しました。誰も気づかずに、半日近くそんな状態が続いていたようです。

家族がみな出払い一人家にいた男性は、数年間住んだ我が家のトイレの構造を把握しておらず、さらに物入れ部分の扉が開くことも知らず、ただただ狼狽するのみ。作業 (というか単純な点検) を終えた業者さんの説明に、ひたすら頭を掻いていたそうです・・・。

他人事のようですが、実は我が家で先日実際にあったお話なんです。頭を掻いていたのは僕自身で、トイレの奥の部分はただのデザインだと思っていて、そこが物入れになっていることも、その扉を開けられることも知らなかったんです。トホホ。

 奥の部分にタンクと物入れがあります

 問題の水洗レバーとトイレットペーパー

さて、ここからが本題です。

実は、この業者さんに来てもらった費用は 「ただ」 でした。正確に言いますと、火災保険に付いている無料サポートサービスを利用したので、保険会社が負担しました。

テレビコマーシャルの関係で、自動車保険の無料ロードサービスはかなり知名度が上がってきており、実際にお使いになった方も多いことと思われます。そのような無料サービスが、ご加入されている火災保険や医療保険などにも付帯されているケースがあります。火災保険では上記のような水回りの簡単な修理等であり、医療保険では突然の発病に対する専門家の電話相談サービスなどです。

これらは、保険会社側の企業努力として非常に評価出来る部分だと思いますが、自動車保険以外では、まだまだご存じの方が少ないようです。送られてくる保険証券や各種ご案内の中に、どんな時にどんなサービスが利用出来るのかが紹介されていると思いますので、しっかり把握しておくことをおすすめします。いつでも対応出来るように、案内文書を冷蔵庫など目に付くところに貼っておくのも良いアイデアかもしれませんね。

なお、この様な無料サービスは、保険会社や加入保険商品によって、内容や利用の可否が異なりますので、ご不明な点はご加入された代理店さんや保険会社にご確認されると良いでしょう。

PS
家の構造をよく分かっていなかった僕でしたが、この無料サービスを使ったことで、家族の僕に対する評価を下げることだけは、何とか食い止められたと思っていますが・・・はたして、どうでしょうか・・・。

リスクと保険.5 「飲酒運転と自動車保険」

警察庁は、本年6月1日から道路交通法施行令を改正施行し、飲酒運転の罰則をより強化、厳罰主義 (参照) で臨むこととしました。これにより、飲酒運転でのひき逃げでは「欠格期間」が10年に延長され、また他の違反においても、今までよりさらに厳しい処罰を受けることになりました。

3年前九州で家族5人の乗る乗用車に飲酒運転車が追突し乗用車が海に転落、3人の子どもが死亡するという大変痛ましい事故が発生しました。皆様の記憶にもハッキリ残っていると思いますが、この事故をきっかけに飲酒運転撲滅への世論が高まり、色々な法律が整備され、飲酒運転自体は減少傾向にはありますが、依然根絶にはほど遠い現状です。

自動車を運転する者として、当然守らなければならない基本ルールですので、私達も根絶へ向けて草の根的に声を上げていきたいと思っております。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
さて、これだけ厳しい処罰が下るのですから、飲酒運転での事故の場合、当然自動車保険の補償は出ない・・・とお考えの方も多いと思います。

しかし、それは半分正解で、半分間違いです。

自動車保険の補償は、その中身で大きく3つに分類されます。
1.他人の身体や物に対して損害賠償をする部分
  対人賠償保険・対物賠償保険
2.その車に搭乗している人のケガに対する補償で、ケガ人自身がもらえる部分
  搭乗者傷害保険・人身傷害保険
3.自身の車両の損害に対する補償部分
  車両保険

この3つの中で、1に対しては支払いされ、2・3に対しては支払いされない、というのがこの場合の正解です。これは、被害者救済という考え方に基づいており、迷惑を被った被害者には支払われるが、理不尽な行為をした本人に対しては、その利益に繋がるモノは一切支払わないということで、当然の考え方だと思います。

もちろん、この事が飲酒運転を助長させることになっては意味がありません。あくまでも厳罰化をした上でのセーフティーネット的な位置付けだとお考え下さい。


管理者 水上大哉
グラン師匠&助手ジュッテ
    

3名の執筆陣 
  CFP(R)認定者 水上大哉
 犬好き・パン好き かよさん
 大阪生まれ かなえちゃん

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